「遺品整理を業者に頼むと、いくらくらいかかる?」
遺品整理を考え始めたとき、まず気になるのが費用ではないでしょうか。
1Rなら数万円で済むのか、一戸建てなら数十万円かかるのか。さらに、荷物の量や作業条件によって料金が変わるため、ネットで相場を調べても「結局、自分の場合はいくらなの?」と分かりにくいものです。
実際、遺品整理の費用は間取りだけで決まるわけではありません。
荷物の量、作業人数、搬出条件、処分する物の種類、特殊清掃の有無などによって、同じ間取りでも見積もり金額が大きく変わることがあります。
そこで重要になるのが、相場を知ったうえで複数の業者から見積もりを取ることです。
この記事では、遺品整理の費用相場を間取り別に紹介しながら、
- 費用の内訳
- 料金が高くなりやすいケース
- 追加費用を防ぐ方法
- 見積書のチェックポイント
- 費用を抑える方法
- 何社くらい比較すればよいのか
まで、初めて遺品整理を依頼する方にも分かりやすく解説します。
まず費用だけ知りたい方へ
遺品整理は、ネット上の相場だけでは自宅の正確な費用までは分かりません。
「自分の場合はいくらかかるのか」を知りたいなら、実際に複数の業者へ見積もりを依頼するのが最も確実です。
電話やWEBフォームから、遺品整理の見積もりを相談できるサービスもあります。
遺品整理は、ネット上の相場だけでは自宅の正確な費用までは分かりません。「自分の場合はいくらかかるのか」を知りたいなら、電話やWEBフォームから、遺品整理の見積もりを相談できるサービスもあります。
遺品整理の見積もりを相談する※「遺品整理110番」の見積もり相談ページに移動します。見積もり後に断ることもできます。なお、対応エリアや加盟店により、事前確認のうえ見積もりに費用がかかる場合があります(公式案内)。
まず結論から:間取り別の費用目安
| 間取り | 費用目安 |
|---|---|
| 1R・1K | 3万円〜8万円程度 |
| 1DK・2K | 8万円〜15万円程度 |
| 2LDK・3DK | 15万円〜35万円程度 |
| 一戸建て(3LDK以上) | 20万円〜85万円程度 |
※あくまで目安です。荷物量や作業条件で変動するため、詳しい内訳や変動要因はこの後で解説します。
※見積もりを依頼する際は、サービスの利用条件や対応地域などを事前に確認してください。
遺品整理の費用相場はどれくらい?
遺品整理の費用は、3万円程度から数十万円以上になることがあります。
一般的な目安としては、以下のような価格帯が考えられます。
| 間取り | 費用の目安 |
|---|---|
| 1R・1K | 3万円〜8万円程度 |
| 1DK・2K | 8万円〜15万円程度 |
| 2LDK・3DK | 15万円〜35万円程度 |
| 一戸建て(3LDK以上) | 20万円〜85万円程度 |
ただし、これはあくまで目安です。
同じ1Kでも、
- 荷物が少ない
- エレベーターがある
- トラックを建物近くに停められる
というケースと、
- 部屋いっぱいに荷物がある
- 階段で搬出する
- 大型家具が多い
- 処分する物が多い
というケースでは、必要な作業量が大きく異なります。
そのため、「1Kだから○万円」と一律に考えるのは危険です。
相場は予算を考えるための目安として使い、最終的には現地確認などを踏まえた見積もりで判断しましょう。
遺品整理の費用は何で決まる?
遺品整理の料金を左右する主な要素は、次の5つです。
① 間取り・部屋の広さ
基本的には、部屋が広くなるほど整理する荷物の量も増えやすくなります。
そのため、
1R・1K → 1DK・2K → 2LDK・3DK → 一戸建て
と、規模が大きくなるにつれて費用も高くなる傾向があります。
ただし、広い家でも荷物が少なければ、必ずしも高額になるとは限りません。
② 荷物の量
遺品整理では、間取り以上に荷物量が料金を左右することがあります。
例えば同じ3LDKでも、
- 家具がほとんど残っていない
- 大型家具が多数ある
- 倉庫や物置にも荷物がある
- 押し入れや納戸まで荷物で埋まっている
とでは作業量がまったく違います。
特に大型家具や家電が多い場合は、搬出・運搬に必要な人員や車両も増えやすくなります。
③ 作業人数・作業時間
荷物が多いほど、多くのスタッフや作業時間が必要になります。
そのため、単純に「部屋の広さ」だけではなく、
どれくらいの荷物を、どのような条件で搬出するのか
を見ることが重要です。
④ 搬出条件
同じ荷物量でも、搬出しやすい現場とそうでない現場では作業負担が変わります。
例えば、
- エレベーターの有無
- 階段の段数
- 建物前にトラックを停められるか
- 搬出経路が狭くないか
- 大型家具を搬出できるか
などです。
特にマンションや集合住宅では、駐車場所や搬出経路を確認しておくとよいでしょう。
⑤ オプション作業の有無
通常の遺品整理以外の作業を依頼する場合は、別途料金が発生することがあります。
代表的なのが、
- 特殊清掃
- 消臭作業
- 遺品供養
- ハウスクリーニング
- 買取査定
- 庭や物置の整理
などです。
見積もりを取る際は、基本料金に何が含まれているのかを確認しておきましょう。
遺品整理の費用内訳を確認しよう
見積書を比較するときは、総額だけを見るのではなく、内訳まで確認することが大切です。
主な費用項目には、次のようなものがあります。
作業費
スタッフが遺品を仕分けたり、搬出したりするための費用です。
スタッフの人数や作業時間によって変わります。
車両費
遺品を運搬するためのトラックなどにかかる費用です。
荷物量によって必要な車両の大きさや台数が変わる場合があります。
処分費
不要になった家具や家電、その他の不用品を処分するための費用です。
荷物の量や種類によって変動するため、見積書にどこまで含まれているのか確認しておきましょう。
オプション費用
特殊清掃や供養、ハウスクリーニングなどを追加する場合に発生します。
追加費用が発生しやすいケース
最初に提示された金額だけを見て契約するのではなく、どんな場合に追加料金が発生するのかを確認しておくことが重要です。
荷物が想定より多かった
電話や写真だけで見積もりを取った場合、実際の荷物量と想定が異なることがあります。
そのため、可能であれば現地確認を依頼し、
「当日、荷物が多かった場合は追加料金が発生するのか」
を確認しておきましょう。
搬出条件が厳しい
階段での搬出や、トラックを近くに停められない現場では、作業時間や人員が増える可能性があります。
特殊清掃が必要
孤独死などによって汚染や強い臭いが発生している場合、通常の遺品整理とは別に特殊清掃が必要になることがあります。
この場合、清掃だけでなく、消臭や床・壁などの原状回復が必要になるケースもあります。
急ぎの依頼
退去期限が迫っているなど、短期間での作業を希望する場合は、通常より条件が厳しくなることがあります。 急いでいる場合ほど、最初に希望日を伝えておきましょう。
特に期限が迫っている方は、以下の記事も参考にしてください。
急いで遺品整理をしたい方へ|最短スケジュールと注意点急いで遺品整理をしなければならない方へ。賃貸の退去期限や相続手続きの期限がある場合の対応、残り日数別の進め方、業者の探し方、作業当日の流れ、確認したい3つのポイントを解説します。
遺品整理の費用を抑える4つの方法
できるだけ費用を抑えたい場合は、単純に「一番安い業者」を探すだけではなく、依頼する作業量そのものを整理することがポイントです。
1. 自分で処分できる物を整理しておく
業者に依頼する前に、明らかに不要な小物などを整理しておけば、作業量を減らせる場合があります。
ただし、無理に自分ですべて片付ける必要はありません。
時間や体力、精神的な負担を考えたうえで、できる範囲だけ進めれば十分です。
2. 買取可能な品物を確認する
ブランド品、貴金属、骨とう品、家電など、価値のある物が残っている場合は、買取に対応している業者か確認してみましょう。
買取金額を整理費用から差し引ける場合もあります。
3. 急ぎでなければ余裕を持って依頼する
「○日までに絶対に終わらせたい」という状況よりも、日程に余裕があるほうが業者を比較しやすくなります。
特に退去期限などが決まっている場合は、できるだけ早めに見積もりを取りましょう。
4. 複数社から見積もりを取る
同じ条件でも、業者によって見積もり金額や作業内容が異なることがあります。
そのため、複数社(目安として2〜3社程度)を目安に相見積もりを取ると、価格だけでなく、内訳や対応も比較しやすくなります。
何社くらい比較すればよいのか、具体的な比較方法まで知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
遺品整理の見積もりは何社比較すべき?2〜3社の相見積もりで後悔しない選び方遺品整理の見積もりは何社比較すべきかを解説。2〜3社が目安の理由、同じ条件で依頼するコツ、見積書で比べる項目、追加料金の確認、価格交渉の考え方、見積もりを相談できるサービスの使い方をまとめました。
見積書を比較するときの5つのチェックポイント
見積もりを取ったら、単純に一番安い業者を選ぶのではなく、次の項目を比較しましょう。
① 総額はいくらか
まず確認したいのが総額です。
ただし、総額だけでは比較できません。
例えば、
A社:15万円
B社:18万円
だったとしても、B社には清掃や処分費などが含まれていて、A社には含まれていない可能性があります。
「安い=お得」とは限らない点に注意してください。
② 何が料金に含まれているか
次のような項目が含まれているか確認しましょう。
- 作業費
- 車両費
- 処分費
- 搬出費
- 清掃費
- オプション費
見積書に「一式」としか書かれていない場合は、具体的な内容を確認しておくと安心です。
③ 追加料金の条件
「当日荷物が増えたらどうなるのか」
「階段作業は追加になるのか」
「処分量が増えた場合はいくらかかるのか」
など、追加料金の条件を契約前に確認しておきましょう。
④ キャンセル料・支払い条件
見積もり金額だけでなく、
- 支払い時期
- 支払い方法
- キャンセル料
- 追加料金の発生条件
も確認しておくと、契約後のトラブルを防ぎやすくなります。
⑤ 担当者の対応
遺品整理は、単なる不用品処分とは違います。
思い出の品や重要書類などが含まれていることもあるため、こちらの要望をきちんと聞いてくれる担当者かどうかも重要です。
例えば、
- 質問に具体的に答えてくれる
- 作業内容を分かりやすく説明する
- 追加料金について説明してくれる
- 処分してはいけない物を確認してくれる
といった点を見ておきましょう。
業者選び全般で気をつけたい点(悪質業者の見分け方など)は、以下の記事で詳しく解説しています。
遺品整理業者の選び方|失敗しない7つのチェックポイントと悪徳業者の見分け方遺品整理業者を選ぶとき、料金の安さだけで決めると後悔することがあります。見積書の見方、資格・許可の確認ポイント、悪徳業者の特徴、契約前のチェックリストまで、初めて依頼する方にも分かりやすく解説します。
遺品整理を依頼する前に確認しておきたいこと
費用だけでなく、次の点も事前に整理しておくとスムーズです。
残す物を決めておく
通帳、印鑑、権利書、契約書、写真、貴重品などは、処分前に必ず確認しましょう。
「これは残してほしい」という物がある場合は、業者にも明確に伝えておきます。
作業希望日を決める
賃貸住宅の退去など期限がある場合は、余裕を持って依頼することが大切です。
現場の状況を正確に伝える
間取り、荷物量、階数、エレベーターの有無、駐車条件などを正確に伝えることで、見積もりの精度を高めやすくなります。
見積もりを相談できるサービスを利用するメリット
「2〜3社に見積もりを依頼したほうがいい」と分かっていても、業者を一社ずつ探して連絡するのは大変です。
そこで、電話やWEBフォームから遺品整理の見積もりを相談できるサービスを使う方法があります。
こうしたサービスを使うと、
- 業者を探す手間を減らせる
- 電話で24時間365日、相談できる(「遺品整理110番」の公式案内)
- 現地を見たうえで、金額と作業内容を確認できる
- 見積もり後に、断ることもできる(公式案内)
といったメリットがあります。
特に、遺品整理は家族の負担が大きくなりやすい作業です。
「できるだけ早く片付けなければ」と焦って1社だけで決めるのではなく、比較できる時間があるなら、複数社の見積もりを確認してから決めることをおすすめします。
遺品整理の費用に関するよくある質問
Q. 遺品整理は1Rならいくらくらいですか?
一般的な目安として、1R・1Kなら3万円〜8万円程度が一つの目安です。
ただし、荷物量や搬出条件、オプション作業の有無によって大きく変わります。
Q. 一戸建ての遺品整理はいくらかかりますか?
一戸建ての場合、3LDK以上で20万円〜85万円程度が一つの目安です。
ただし、家財の量や物置・倉庫の有無などによって料金は大きく変わります。
Q. 見積もりだけでも依頼できますか?
多くの業者では、契約前に見積もりを確認できます。
見積もりを取ったからといって、その業者に必ず依頼しなければならないとは限りません。
「遺品整理110番」の公式案内では、見積もり後に、予算の折り合いがつかない場合は断ってもよいとされています。ただし、対応エリアや加盟店により、事前確認のうえ見積もりに費用がかかる場合があります。
利用するサービスの条件は事前に確認しておきましょう。
Q. 一番安い業者を選べばいいですか?
必ずしもそうとは限りません。
料金に何が含まれているのか、追加費用の条件、作業内容、担当者の対応なども含めて比較することが大切です。
Q. 何社くらい見積もりを取ればいいですか?
複数社(目安として2〜3社程度)を比較すると、価格だけでなく、内訳や対応も比較しやすくなります。
ただし、荷物量や状況によっては、もう少し多く比較したいケースもあります。
こんな状況では、あらかじめ伝えておくと安心です
実家がいわゆる「ゴミ屋敷」状態になっている場合
通常の遺品整理より作業量が多くなるため、事前の電話やメールで状況をできるだけ具体的に伝えておくと、現地見積もり時の金額差が少なくなります。写真を送れる業者であれば、事前に共有しておくのもおすすめです。
遠方に住んでいて、現地に立ち会えない場合
立ち会いなしで対応してくれる業者も増えています。ただし、後から「聞いていた内容と違う」というトラブルを避けるため、事前に写真や動画で室内の状況を共有し、貴重品・残すものの扱いを書面やメールで明確にしておくことが大切です。
まとめ|遺品整理は「相場を知ってから見積もり」が基本
遺品整理の費用は、間取りだけで決まるものではありません。
荷物量・作業人数・作業時間・搬出条件・処分費・オプション作業など、さまざまな条件によって変わります。
今回紹介した費用相場を整理すると、次のようになります。
| 間取り | 費用の目安 |
|---|---|
| 1R・1K | 3万円〜8万円程度 |
| 1DK・2K | 8万円〜15万円程度 |
| 2LDK・3DK | 15万円〜35万円程度 |
| 一戸建て(3LDK以上) | 20万円〜85万円程度 |
ただし、これはあくまで目安です。
実際に自分の家の遺品整理がいくらになるのかを知るには、複数の業者から見積もりを取り、同じ条件で比較することが重要です。
特に確認したいのは、
- 総額
- 作業費・車両費・処分費などの内訳
- 追加料金が発生する条件
- 支払い・キャンセル条件
- 担当者の対応
の5点です。
「一番安い業者」を探すのではなく、料金と作業内容のバランスが納得できる業者を選ぶことが、後悔しない遺品整理につながります。
費用相場が分かったら、次は実際の見積もりを比較
ここまで読んで、
「だいたいの相場は分かったけれど、自分の場合はいくらなんだろう?」
と思った方も多いのではないでしょうか。
遺品整理は、同じ間取りでも荷物量や搬出条件によって料金が大きく変わります。
だからこそ、相場だけで判断せず、実際に複数社から見積もりを取り、料金と作業内容を比較することが大切です。
まずは見積もりを取り、金額だけでなく「何が含まれているのか」まで確認してみてください。
相場を知ったら、次は自分の場合の金額を確認しましょう
この記事の相場はあくまで目安です。荷物量や搬出条件、特殊清掃の有無によって実際の金額は変わるため、正確な費用感をつかむには複数社から見積もりを取り、比較することが欠かせません。
| 比較する軸 | 1社だけで決める | 複数社を比較する |
|---|---|---|
| 価格の妥当性 | 提示額が高いか安いか判断できない | 複数見積もりを並べて適正価格が分かる |
| 内訳の比較 | 1社の内訳しか見られない | 作業費・処分費などを横並びで比較できる |
| 買取査定 | 1社の査定額しか分からない | 買取可能な品物の見積もりも比較できる |
| 費用 | – | 見積もりは無料の業者が多い(有料の場合もあるため、事前に確認) |
- 総額だけでなく、作業費・車両費・処分費の内訳を確認する
- 追加費用が発生する条件を確認する
- 支払いのタイミング・方法を確認する
- キャンセル時の対応(違約金の有無)を確認する
見積もりを依頼するときは、見積書の内訳と追加費用の条件を確認し、必要に応じて他の業者とも比較してください。
遺品整理の見積もりを相談する※「遺品整理110番」の見積もり相談ページに移動します。見積もり後に断ることもできます。なお、対応エリアや加盟店により、事前確認のうえ見積もりに費用がかかる場合があります(公式案内)。
※利用するサービスの対応地域・利用条件・見積もり方法などは、申し込み前にご確認ください。
この記事について
執筆・構成:どっぽ編集部
最終更新日:2026年10月




