FXTFとGMOクリック証券、どちらでFXを始めるか迷っていませんか?
両社とも1,000通貨から取引できるため、「少額から始めたい」という条件だけでは決め手になりません。
違いが出るのは、スプレッド・手数料の仕組みと取引環境です。
FXTFは各営業日9:00~翌3:00にゼロスプレッドを提供しています。一方、GMOクリック証券のFXネオは原則固定スプレッドを採用し、通常の取引手数料は0円です。
ただし、FXTFには建玉連動手数料があります。
さらに、FXTFでは2026年5月11日から、TradingViewのプラットフォームからFXTF GX口座へ接続して取引できるようになりました。チャート分析を重視する人にとっては、FXTFを選ぶ大きな理由になります。
この記事では、両社の違いを数字と具体例で比較し、**「自分ならどちらを選ぶか」**まで判断できるように整理します。
この記事はこんな方におすすめ
- FXTFとGMOクリック証券のどちらを選ぶか迷っている
- スプレッドと手数料を比較して選びたい
- 1,000通貨から取引できるFX会社を探している
- TradingViewを使ってFXを取引したい
- GMOクリック証券のFXネオとFXTF GX-FXの違いを知りたい
- 自分の取引スタイルに合うFX会社を選びたい
この記事でわかること
- FXTFとGMOクリック証券の基本的な違い
- スプレッド・取引手数料の違い
- 1,000通貨取引の違い
- TradingViewなど取引ツールの違い
- 通貨ペア・スワップポイントを見るときの注意点
- ロスカットなどのリスク面
- FXTFがおすすめな人、GMOクリック証券がおすすめな人
FXTFとGMOクリック証券はどっちがおすすめ?
先に結論を出すと、TradingViewを使ったチャート分析やFXTF独自の取引環境を重視するならFXTF、通常の取引手数料0円やGMOクリック証券の取引環境を重視するならGMOクリック証券が候補になります。
両社には、次のような違いがあります。
FXTFを選びやすい人
・TradingViewから取引したい
・9:00~翌3:00のゼロスプレッド時間帯を活用したい
・FXに加えて商品CFDや暗号資産CFDにも興味があるGMOクリック証券を選びやすい人
・通常取引手数料0円を重視したい
・原則固定スプレッドを重視したい
・GMOクリック証券の取引ツールを使いたい
ただし、FXTFの「ゼロスプレッド」は完全に取引コストがゼロになるという意味ではありません。
FXTFでは建玉連動手数料が導入されており、手数料は通貨ペア・売買種別ごとの建玉数量と発注数量の合計によって決まります。新規取引時に手数料が発生しますが、決済取引には手数料が発生しません。また、通貨ペアや取引数量によっては手数料が0円になる場合もあります。
そのため、「スプレッドが0銭だからFXTFの方が必ず安い」とは考えず、実際の取引数量に応じたコストで比較することが大切です。
FXTFとGMOクリック証券を一覧比較
| 比較項目 | FXTF | GMOクリック証券 |
|---|---|---|
| FXサービス | FXTF GX-FX | FXネオ |
| 取引単位 | 1,000通貨 | 原則1,000通貨 |
| スプレッド | 9:00~翌3:00はゼロスプレッド※ | 原則固定※ |
| 通常取引手数料 | 建玉連動手数料あり※ | 0円※ |
| TradingView | FXTF GX口座と連携可能 | ― |
| 通貨ペア | 29通貨ペア | 複数の通貨ペア |
| 注文方法 | 成行・指値・逆指値など | 成行など複数の注文方法 |
| 信託保全 | あり | あり |
※FXTFのゼロスプレッドは原則固定・例外あり。建玉連動手数料は取引数量などによって異なります。GMOクリック証券の通常取引手数料は0円ですが、自動ロスカットや追加証拠金制度による強制決済時には手数料が発生します。スプレッドなどの取引条件は変更される場合があるため、注文前に公式情報・実際の取引画面で確認してください。
FXTF GX-FXは29通貨ペア、最低取引単位1,000通貨です。個人の場合、取引証拠金は原則として取引時価総額の4%で、最大レバレッジは25倍です。
GMOクリック証券のFXネオも最小0.1取引単位、つまり原則1,000通貨から取引できます。ただし、ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨単位です。
スプレッド・手数料はどちらが有利?
FX会社を比較するとき、最初に目に入りやすいのがスプレッドです。
しかし、FXTFとGMOクリック証券を比較する場合、スプレッドだけを見て判断すると実際の取引コストを見誤る可能性があります。
FXTFはゼロスプレッド+建玉連動手数料
FXTFでは、FX取引について各営業日9:00~翌3:00にゼロスプレッドを提供しています。
ただし、同時に建玉連動手数料が導入されています。
建玉連動手数料は、通貨ペア・売買種別ごとの建玉数量と発注数量の合計によって手数料額が変わる仕組みです。
さらに、手数料が発生するのは新規取引時で、決済取引には手数料がかかりません。通貨ペアや取引数量によっては、少額取引で手数料が0円になる場合もあります。
つまり、
FXTF=ゼロスプレッドだから無料
ではなく、
FXTF=ゼロスプレッド+建玉連動手数料
として考える必要があります。
実際に注文する場合は、自分が取引する通貨ペアと数量を決めたうえで、公式の手数料一覧や取引画面を確認しましょう。
GMOクリック証券は通常取引手数料0円+原則固定スプレッド
GMOクリック証券のFXネオは通常の取引手数料が0円です。
一方、スプレッドは発生します。
たとえば、米ドル/円のスプレッドが0.2銭だった場合、1,000通貨では、
0.2銭 × 1,000通貨 = 約2円
となります。
10,000通貨なら、
0.2銭 × 10,000通貨 = 約20円
です。
ただし、これはスプレッドが0.2銭だった場合の単純計算です。GMOクリック証券もスプレッドが完全固定されているわけではなく、市場急変時や重要指標発表時などには拡大する場合があります。
また、通常の取引手数料は0円ですが、自動ロスカットや追加証拠金制度による強制決済では手数料が発生します。
スプレッドだけで決めないことが重要
FXTFとGMOクリック証券では、料金体系そのものが違います。
そのため、
「0銭だからFXTF」
「手数料0円だからGMOクリック証券」
という単純な比較ではなく、
自分がどの通貨ペアを、どのくらいの数量で、どの時間帯に取引するのか
まで考える必要があります。
FXTFとGMOクリック証券はどちらも1,000通貨から
「いきなり1万通貨は大きすぎる」と感じる人にとって、1,000通貨から取引できるかは重要な比較ポイントです。
FXTF GX-FXは1,000通貨から取引できます。
1ロット=10,000通貨なので、0.1ロットが1,000通貨です。
GMOクリック証券のFXネオも、原則1,000通貨から取引できます。
ただし、ハンガリーフォリント/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨単位なので、すべての通貨ペアが1,000通貨からというわけではありません。
1,000通貨なら損益も小さくなる
たとえば米ドル/円を1,000通貨保有しているとき、為替レートが1円動けば、単純計算で損益は約1,000円変わります。
10,000通貨なら約10,000円です。
このように、取引数量を小さくすれば、同じ値幅でも金額ベースの損益は小さくなります。
ただし、1,000通貨だから安全という意味ではありません。
FXではレバレッジを利用できるため、相場が予想と反対方向へ動けば損失が発生します。相場急変時にはロスカットが想定した価格で執行されないこともあり、預けた証拠金を上回る損失が発生する可能性もあります。
「1,000通貨から取引できる」は、あくまで取引数量を小さく設定できるという意味で考えましょう。
取引ツール・TradingViewはどちらが使いやすい?
FXでは、スプレッドだけでなく「どの画面でチャートを見て、どのように注文するか」も使いやすさを左右します。
FXTFはTradingViewからFXTF GX口座へ接続できる
FXTFの大きな特徴の一つが、TradingViewとの連携です。
2026年5月11日から、TradingViewのプラットフォームからFXTF GX口座へ接続して取引できるようになりました。
たとえば、
TradingViewでチャートを見る
↓
テクニカル指標を使って分析する
↓
売買するポイントを決める
↓
FXTF GX口座へ接続して注文する
という流れで取引できます。
普段からTradingViewを使ってチャート分析している人なら、FXTFを選ぶ理由がはっきりします。
なお、TradingViewを利用した取引にも、FXTFのゼロスプレッド制と取引手数料制が適用されます。また、FXTFのTradingViewは無料版Basicプランと同等のスーパーチャート機能がデフォルト仕様です。
【2026年最新版】FXTF TradingView完全ガイド|特徴・使い方・注文方法を初心者向けに解説FXTF GX口座で利用できるTradingViewの特徴や使い方、メリット、利用条件を初心者向けに分かりやすく解説します。チャート分析から注文までを一画面で行える仕組みや、無料(Basic相当)と有料プランの違い、PC・スマホでの活用方法まで詳しく紹介します。
GMOクリック証券は独自の取引環境を用意
GMOクリック証券のFXネオでは、PCやスマートフォンなどのインターネット接続端末から注文できます。
独自の取引環境を使って、チャート確認から注文まで完結させたい人には選択肢になります。
ここは機能の数だけで判断するより、**実際の取引画面を見て「チャートを確認しやすいか」「注文数量を入力しやすいか」「決済操作が分かりやすいか」**を確認するのがおすすめです。
通貨ペア・スワップポイントを比較
FXTFは29通貨ペア
FXTF GX-FXでは、現在29通貨ペアを取り扱っています。
米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円などの主要通貨ペアだけでなく、複数の通貨ペアから選べます。
FXを始めたばかりなら、通貨ペアの数が多いこと自体よりも、
「自分が取引したい通貨ペアがあるか」
を確認する方が重要です。
GMOクリック証券も複数の通貨ペアを取り扱う
GMOクリック証券のFXネオでも、主要な対円・対ドル通貨ペアなどを取り扱っています。
また、スワップポイントは日々変動します。
GMOクリック証券では、公式サイトで通貨ペアごとのスワップポイントを日別に確認できます。スワップポイントは1万通貨あたり・1日分として表示され、付与日数によって1日分より大きな金額になる日もあります。
そのため、
「FXTFの方がスワップが高い」
「GMOクリック証券の方が必ず有利」
と固定的に判断するのは適切ではありません。
スワップポイントを目的に口座を選ぶなら、実際に保有したい通貨ペアの最新の買い・売りスワップを公式サイトで確認するようにしましょう。
注文方法・取引環境を比較
FXTF GX-FXでは、
- 成行
- 指値
- 逆指値
- 決済OCO
- IFD
- IFO
などの注文方法に対応しています。
「買う」「売る」だけでなく、
「この価格まで下がったら買いたい」
「この価格まで上がったら決済したい」
といった注文を設定できます。
GMOクリック証券のFXネオも、PCやスマートフォンから注文でき、複数の注文タイプに対応しています。
したがって、通常の成行注文や指値・逆指値などを使うだけなら、両社とも基本的な注文環境は整っています。
ここで差が出るのは、実際に操作したときの使いやすさです。
特に初めてFXを取引する場合は、注文画面で、
- 通貨ペア
- 売買方向
- 注文数量
- 注文価格
- 損切り設定
を間違えずに入力できるか確認してください。
安全性・ロスカットを比較
FX会社を選ぶときは、取引コストだけでなく、預けた資産の管理方法やロスカットの仕組みも確認しておきたいところです。
FXTFは顧客資産を区分管理
FXTF GX-FXでは、顧客から預かった有効証拠金を会社の財産と区分し、日証金信託銀行で全額金銭信託として管理しています。
GMOクリック証券にもロスカットルールがある
GMOクリック証券のFXネオでは、証拠金維持率が50%を下回った場合にロスカットが発動します。
また、毎営業日のニューヨーククローズ時には追加証拠金の判定も行われ、証拠金維持率が100%を下回っている場合などに追証が発生します。
ロスカット=損失がゼロになる仕組みではない
ロスカットは損失の拡大を抑えるための仕組みですが、相場が急激に動いた場合には、ロスカット基準を下回った価格で約定する可能性があります。
つまり、
「ロスカットがあるから預けたお金以上は絶対に失わない」
とは考えないでください。
FXTFでも相場急変などによって、預けた資産以上の損失が発生する可能性が公式に説明されています。
GMOクリック証券も、ロスカットが発動しても証拠金以上の損失が発生する場合があると案内しています。
FXTFがおすすめなのはこんな人
TradingViewを使ってFXを取引したい人
これが最も分かりやすい選択理由です。
普段からTradingViewでチャート分析していて、
「できればそのままFXの注文までしたい」
と考えているなら、FXTF GX口座との連携は大きなメリットになります。
単にTradingViewが見られるだけではなく、TradingViewからFXTF GX口座へ接続して取引できる点がポイントです。
ゼロスプレッド時間帯を活用したい人
FXTFでは各営業日9:00~翌3:00にゼロスプレッドを提供しています。
この時間帯に取引することが多く、建玉連動手数料を含めた取引コストを確認したうえでメリットを感じる人には候補になります。
ただし、ゼロスプレッドだけを見て判断するのではなく、自分の通貨ペア・取引数量で手数料を確認してください。
FX以外の商品にも興味がある人
FXTF GXでは、FXに加えて商品CFDや暗号資産CFDも取り扱っています。
TradingViewからFX・商品CFD・暗号資産CFDを取引できる環境も用意されています。
FXだけでなく、複数の商品を同じ取引環境で見てみたい人にも向いています。
GMOクリック証券がおすすめなのはこんな人
通常取引手数料0円を重視したい人
GMOクリック証券のFXネオは、通常の取引手数料が0円です。
料金体系をできるだけシンプルに考えたい人には分かりやすいでしょう。
ただし、自動ロスカットや追加証拠金制度による強制決済時には別途手数料が発生するため、「すべての場面で手数料0円」とは考えないようにしてください。
原則固定スプレッドを重視したい人
GMOクリック証券では、通常時のスプレッドを原則固定として提示しています。
ただし、重要指標の発表や市場急変時などにはスプレッドが拡大する場合があります。
そのため、スプレッドを重視する場合も、広告上の数字だけではなく、実際に取引したい時間帯のレートやスプレッドを確認することが大切です。
GMOクリック証券の取引環境を使いたい人
FX会社選びでは、機能の多さだけでなく、
「自分が実際に注文しやすいか」
も重要です。
GMOクリック証券の取引環境を実際に確認して、チャート・注文画面・ポジション管理などが自分に合うと感じるなら、それも十分な選択理由になります。
FXTFとGMOクリック証券で迷ったら、この基準で選ぼう
最後は、重視する条件をそのまま当てはめてみましょう。
| 重視する条件 | 向いている選択 |
|---|---|
| TradingViewから取引したい | FXTF |
| 9:00~翌3:00のゼロスプレッドを活用したい | FXTF |
| FX以外の商品にも興味がある | FXTF |
| 通常取引手数料0円を重視したい | GMOクリック証券 |
| 原則固定スプレッドを重視したい | GMOクリック証券 |
| 1,000通貨から取引したい | 両社 |
| 基本的な注文方法を使いたい | 両社 |
| 顧客資産の区分管理を重視したい | 両社 |
ここで重要なのは、どちらか一方がすべての人にとって優れているわけではないということです。
たとえば、
「TradingViewを普段から使っている」
ならFXTFを選ぶ理由がかなり明確になります。
一方で、
「通常取引手数料0円と原則固定スプレッドを重視したい」
ならGMOクリック証券が候補になります。
迷ったときは、FX会社の知名度だけで決めるのではなく、
①取引したい通貨ペア
②取引数量
③取引する時間帯
④取引ツール
⑤手数料
の5点を実際の取引条件に当てはめて比較してみてください。
まとめ
FXTFとGMOクリック証券は、どちらも原則1,000通貨から取引できるため、「少額から始められるか」だけでは大きな違いはありません。
違いが分かりやすいのは、取引コストと取引環境です。
FXTFは各営業日9:00~翌3:00にゼロスプレッドを提供し、FXTF GX口座ではTradingViewと連携して取引できます。一方、GMOクリック証券は通常の取引手数料が0円で、原則固定スプレッドを採用しています。
そのため、TradingViewやFXTF独自の取引環境を重視するならFXTF、通常取引手数料0円やGMOクリック証券の取引環境を重視するならGMOクリック証券という選び方ができます。
どちらが優れているかではなく、自分が実際に使いたい機能と取引条件を基準に選ぶことが大切です。
特にスプレッドや手数料、スワップポイントなどは変更される場合があるため、口座開設や取引を始める前に公式サイトと実際の取引画面で最新条件を確認しましょう。
📚 関連記事|FXTFシリーズ
目的に合わせて、詳しい解説記事をご覧ください。
📘 FXTFの基本を知りたい方
💹 FXTFの特徴を詳しく知りたい方
📝 利用を検討している方
⚖ 他社と比較したい方
口座開設を検討する方へ
FXTFのゼロスプレッドやTradingView連携に魅力を感じ、自分の取引スタイルに合いそうだと判断した方は、公式サイトで最新のスプレッド・手数料・取引条件を確認したうえで口座開設を検討しましょう。
特にFXTFは、ゼロスプレッド時間帯がある一方で建玉連動手数料もあるため、自分が取引する通貨ペアと数量で実際のコストを確認してから申し込むことをおすすめします。


