「スプレッド0円なら、FXの取引コストも0円なの?」
FXTFのゼロスプレッドを初めて見た方なら、まずこの疑問を持つのではないでしょうか。
FXTFでは2026年1月19日から、FX・商品CFD・暗号資産CFDを対象にゼロスプレッドを導入しています。ただし、スプレッドがゼロになることと、取引コストが完全にゼロになることは同じではありません。
FXTFでは、ゼロスプレッドとあわせて「建玉連動手数料」という仕組みも導入されています。手数料は銘柄・売買種別ごとの建玉数量と新規発注数量の合計によって決まるため、スプレッドだけを見て「無料」と判断するのは適切ではありません。
つまり、FXTFの取引コストを理解するには、
ゼロスプレッド
↓
建玉連動手数料
↓
実際に負担する取引コスト
という順番で見ることが重要です。
この記事では、FXTFのゼロスプレッドがどのような仕組みなのか、どの時間帯・商品が対象なのか、建玉連動手数料はいったい何なのかを整理します。
単に「スプレッド0」という数字を見るだけではなく、実際に取引するときに何を確認すればよいのかまで分かるように解説します。
FX・KO・CFD はじめるなら FXTF- この記事はこんな方におすすめ
- この記事でわかること
- 結論:FXTFのゼロスプレッドは「スプレッド0」だけで判断しないことが重要
- FXTFのゼロスプレッドとは?
- FXTFのゼロスプレッドは「いつでも0」ではない
- 建玉連動手数料とは?
- 実際の取引では、どのように手数料が変わる?
- 通常のスプレッド方式と何が違う?
- 「ゼロスプレッド=完全無料」ではない
- FXTFのゼロスプレッドを判断するときのポイント
- FXTFのゼロスプレッドのメリット
- FXTFのゼロスプレッドはどんな取引スタイルと相性がよい?
- FXTFのゼロスプレッドの注意点
- FXTFのゼロスプレッドのデメリット
- FXTFのゼロスプレッドが向いている人
- FXTFのゼロスプレッドが向いていない可能性がある人
- 他社と比較するときに見るべきポイント
- FXTFのゼロスプレッドは「自分の取引条件」で判断する
- よくある質問
- まとめ
- FXTFでの取引を検討する方へ
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この記事はこんな方におすすめ
- FXTFのゼロスプレッドについて詳しく知りたい方
- 「スプレッド0円」の仕組みを正しく理解したい方
- FXTFのスプレッドが何時までゼロなのか知りたい方
- 建玉連動手数料の仕組みを知りたい方
- スプレッドと手数料を合わせた取引コストを確認したい方
- FXTFで短期売買やスキャルピングを検討している方
- 他社FXと取引コストを比較したい方
- FXTFの口座開設を検討している方
この記事でわかること
この記事を読むと、FXTFのゼロスプレッドについて次のことが分かります。
- FXTFのゼロスプレッドとは何か
- ゼロスプレッドの対象となる取引
- ゼロスプレッドが適用される時間帯
- スプレッド0でも建玉連動手数料が発生する仕組み
- 建玉連動手数料がどのように決まるのか
- 実際の取引でどこを確認すればよいのか
- FXTFのゼロスプレッドが向いている人
- 口座開設前に確認しておきたい注意点
結論:FXTFのゼロスプレッドは「スプレッド0」だけで判断しないことが重要
FXTFのゼロスプレッドを一言で説明するなら、一定の時間帯・条件でスプレッドをゼロとする一方、別途「建玉連動手数料」が設定されている取引環境です。
FXでは2026年1月19日から、各営業日のAM9:00〜翌AM3:00にゼロスプレッドが原則固定で提供されています。ただし、市場急変や流動性低下、経済指標発表前後などにはスプレッドが拡大する場合があります。
また、ゼロスプレッドの対象商品も一律ではありません。
FXに加えて商品CFDや暗号資産CFDもゼロスプレッドの対象ですが、商品CFDでは天然ガスが対象となる一方、金・銀・原油はゼロスプレッドの対象外です。暗号資産CFDは24時間ゼロスプレッドが案内されています。
さらに、FXTFのFX・商品CFD・暗号資産CFDには建玉連動手数料がかかります。これは決済時に別途発生する手数料ではなく、新規取引時に新規注文数量などに応じて計算される仕組みです。決済取引に対する手数料は発生しません。
したがって、FXTFのゼロスプレッドを検討するときは、
「スプレッドが0か?」
だけではなく、
「自分が取引する時間帯・銘柄でスプレッドがどうなるか」
そして、
「建玉連動手数料を含めると実際の取引コストはいくらになるか」
まで確認することが大切です。
この仕組みを理解しておけば、「スプレッド0だから完全無料だと思っていた」という勘違いを避けられます。
逆に、スプレッドと手数料の仕組みを理解したうえで、自分の取引スタイルに合うと判断できるなら、FXTFのゼロスプレッドは取引コストを考えるうえで注目したい選択肢になります。
なお、FXTFの取引条件や手数料は変更される可能性があります。口座開設や実際の取引を始める前には、最新の公式情報を確認してください。
FXTFのゼロスプレッドとは?
FXTFの「ゼロスプレッド」を理解するうえで、最初に押さえておきたいのが、「スプレッドがゼロ」と「取引コストがゼロ」は別の話だということです。
FXでは通常、買値と売値の間にスプレッドがあります。
たとえばドル円で、
- 買値:150.001円
- 売値:150.000円
と表示されていれば、その差である0.001円、つまり0.1銭がスプレッドです。
ところが、FXTFのゼロスプレッドでは、対象となる時間帯・銘柄について、このスプレッドをゼロにする仕組みが採用されています。
2026年1月19日から開始されたゼロスプレッドでは、FXについて日本時間9:00~翌3:00の時間帯に、原則固定でゼロスプレッドが提供されています。もっとも、市場急変や流動性低下、経済指標発表前後などにはスプレッドが拡大する場合があります。
ここだけを見ると、
「では、FXTFでは取引コストが無料なのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、ここにもう一つ重要な仕組みがあります。
それが建玉連動手数料です。
FXTFでは、FX・商品CFD・暗号資産CFDに建玉連動手数料が設定されています。つまり、FXTFの取引コストを見るときは、
スプレッド
だけではなく、
建玉連動手数料
まで含めて考える必要があります。
この仕組みを理解しておけば、「ゼロスプレッドなのに手数料がかかるの?」という疑問も整理できます。
ゼロスプレッドの対象はFXだけではない
FXTFのゼロスプレッドはFXだけを対象にしたサービスではありません。
公式サイトでは、以下の3つが対象サービスとして案内されています。
| 対象サービス | ゼロスプレッドの対象 |
|---|---|
| FX | 対象通貨ペア |
| 商品CFD | 天然ガス |
| 暗号資産CFD | 対象銘柄 |
ただし、商品CFDについては注意が必要です。
金(XAU/USD)・銀(XAG/USD)・原油(XTI/USD)はゼロスプレッドの対象外です。
一方、商品CFDでは天然ガスが24時間のゼロスプレッド対象、暗号資産CFDも24時間のゼロスプレッドが案内されています。いずれも原則固定で、例外的にスプレッドが拡大する場合があります。
そのため、「FXTFの商品CFDは全部ゼロスプレッド」と覚えるのではなく、自分が取引したい銘柄が対象なのかを確認することが大切です。
FXTFのゼロスプレッドは「いつでも0」ではない
FXTFのゼロスプレッドを調べるとき、もう一つ気をつけたいのが時間帯です。
FXの場合、ゼロスプレッドが原則固定で提供されるのは、
日本時間9:00~翌3:00
です。
たとえば、仕事が終わったあと21時にドル円を取引する場合、ゼロスプレッド時間帯に入っています。
一方、早朝の4時に取引しようとすると、ゼロスプレッド時間帯の外です。
この違いは、短期売買をする人ほど重要になります。
「FXTFならドル円はいつでもスプレッド0」と考えてしまうと、実際の取引画面で表示される条件と認識が食い違う可能性があります。
また、ゼロスプレッド時間帯であっても、市場急変・流動性低下・重要な経済指標の発表前後などではスプレッドが拡大する場合があります。
したがって、ゼロスプレッドは「常に完全な0円」と考えるのではなく、
原則としてゼロスプレッドが提供される時間帯・条件が設定されている
と理解するのが正確です。
建玉連動手数料とは?
ここからが、FXTFのゼロスプレッドを理解するうえで最も重要な部分です。
建玉連動手数料とは、保有している建玉と新規注文の数量などに応じて決まる取引手数料です。
FXTF公式では、銘柄・売買種別ごとの建玉数量と発注数量の合計によって手数料ランクが決まる仕組みになっています。
そして重要なのが、
手数料は新規取引の片道分のみ発生し、決済取引には手数料が発生しない
という点です。
つまり、
「買ったときに手数料」
↓
「売って決済するときにも同じ手数料」
という単純な往復課金ではありません。
新規取引時に、その注文に対応する手数料が発生する仕組みです。
手数料は取引数量によって変わる
建玉連動手数料は、すべての人が同じ金額を支払うわけではありません。
たとえばEUR/USDでは、公式掲載の手数料ランクは次のようになっています。
| 建玉数量+発注数量 | 手数料(1万通貨あたり) |
|---|---|
| 0~10,000通貨 | 0円 |
| 10,001~250,000通貨 | 60円 |
| 250,001~2,000,000通貨 | 100円 |
| 2,000,001~5,000,000通貨 | 140円 |
| 5,000,001~10,000,000通貨 | 160円 |
| 10,000,001通貨~ | 180円 |
※2026年8月時点でFXTF公式サイトに掲載されている内容。手数料は変更される場合があります。
ここで面白いのが、少額取引なら手数料0円となるランクもあることです。
たとえばEUR/USDを新規に1万通貨だけ取引し、同じ銘柄・同じ売買種別の建玉を保有していなければ、合計数量は1万通貨です。
この場合、公式のランク1に該当するため、
1万通貨 × 0円 = 0円
となります。
「ゼロスプレッドなのに手数料がある」と聞くと、必ず手数料が発生するように感じますが、実際には銘柄・数量・建玉状況によって手数料ランクが変わる仕組みです。
実際の取引では、どのように手数料が変わる?
では、もう少し実際の取引に近づけて考えてみましょう。
たとえばEUR/USDを買うケースです。
ケース① 1万通貨だけ新規注文する場合
同じEUR/USDの買いポジションを持っていない状態で、1万通貨を新規注文したとします。
建玉数量は0。
新規注文は1万通貨。
したがって、
0+10,000=10,000通貨
です。
公式の手数料ランクでは0~10,000通貨がランク1なので、
手数料は0円
となります。
この場合、対象時間帯でスプレッドがゼロなら、スプレッドによるコストもなく、建玉連動手数料も0円という条件になります。
ただし、これは「FXTFのすべての取引が無料」という意味ではありません。
ケース② すでに20万通貨保有している状態で、さらに5万通貨買う場合
次に、同じEUR/USDの買いポジションを20万通貨保有している状態で、さらに5万通貨を買い増すとします。
この場合、
保有中の20万通貨+新規注文5万通貨=25万通貨
です。
公式のランクでは10,001~250,000通貨がランク2なので、1万通貨あたり60円が適用されます。
新規注文は5万通貨なので、
5万通貨 ÷ 1万通貨 × 60円 = 300円
となります。
つまり、この注文では建玉連動手数料として300円が発生します。
この例から分かるのは、手数料は「今回注文する数量だけ」で単純に決まるわけではないということです。
同じ銘柄・同じ売買種別で保有している建玉も、ランク判定に影響します。
ここが「建玉連動手数料」という名前のポイントです。
通常のスプレッド方式と何が違う?
FXの取引コストを考えるとき、一般的にはスプレッドを確認することが多いでしょう。
例えば、
スプレッド0.2銭
と表示されていれば、その0.2銭が売買価格の差として存在します。
一方、FXTFのゼロスプレッドでは、対象時間帯・対象銘柄でスプレッドをゼロとし、その代わりに建玉連動手数料という仕組みを組み合わせています。FXTFは、この変更について、従来のスプレッド方式よりも取引コストの安定性・透明性を重視した手数料体系として導入したと説明しています。
イメージとしては、
従来型
スプレッドを見る
↓
取引コストを判断
FXTFのゼロスプレッド
スプレッドを見る
↓
建玉連動手数料を見る
↓
自分の取引数量・建玉状況に当てはめる
↓
取引コストを判断
という違いです。
そのため、FXTFのゼロスプレッドを他社と比較するときは、単純に「0」と「0.2銭」のような数字だけを並べるのではなく、自分が実際に取引する数量・時間帯・銘柄を揃えて比較する必要があります。
「ゼロスプレッド=完全無料」ではない
ここまで読むと、FXTFのゼロスプレッドについて最も重要なポイントが見えてきます。
それは、
「ゼロスプレッド」という言葉だけを見て、取引コストが完全に無料だと判断しないこと
です。
整理すると、
- 対象時間帯・対象銘柄ではスプレッドが原則ゼロ
- FXには9:00~翌3:00のゼロスプレッド時間帯がある
- 市場状況によってスプレッドが拡大する場合がある
- 建玉連動手数料が設定されている
- 手数料は銘柄・売買種別・建玉数量・発注数量によって変わる
- 新規取引の片道分に手数料がかかる
- 決済取引には手数料が発生しない
- 少額取引では手数料0円となるランクもある
という仕組みです。
つまり、FXTFのゼロスプレッドは、
「スプレッドをゼロにした代わりに、すべての取引を無料にしたサービス」ではなく、スプレッドと建玉連動手数料を組み合わせた取引コストの仕組み
と考えると分かりやすいでしょう。
FXTFのゼロスプレッドを判断するときのポイント
ここまでの内容を、実際に口座開設を検討する場面に置き換えてみます。
例えば、あなたが平日の夜にドル円を短期売買したいとします。
まず確認するのは、
① 取引する時間
9:00~翌3:00のゼロスプレッド時間帯に入っているか。
次に、
② 取引する銘柄
ドル円など、自分が取引したい銘柄がゼロスプレッドの対象なのか。
そして、
③ 取引数量
1万通貨なのか、10万通貨なのか、100万通貨なのか。
最後に、
④ 建玉状況
同じ銘柄・同じ売買種別のポジションをすでに保有しているのか。
ここまで確認して初めて、
「自分の場合、FXTFのゼロスプレッドはどのくらいの取引コストになるのか」
を判断できます。
この確認を面倒に感じる人もいるかもしれません。
しかし、逆に言えば、自分の取引スタイルに合わせてコストを具体的に確認できる人ほど、ゼロスプレッドの仕組みを活かしやすいともいえます。
「スプレッド0」というインパクトのある数字だけで判断するのではなく、自分の取引条件まで落とし込んで考える。
それが、FXTFのゼロスプレッドを正しく評価するための一番大切なポイントです。
※建玉連動手数料やスプレッド、対象商品・時間帯などの取引条件は変更される場合があります。実際の取引・口座開設を検討する際は、必ず最新のFXTF公式情報をご確認ください。
FXTFのゼロスプレッドのメリット
FXTFのゼロスプレッドを検討するとき、まず押さえておきたいのは「スプレッドが0だから、取引コストも0円」という仕組みではないことです。
FXTFでは、2026年1月19日からFX・商品CFD・暗号資産CFDを対象としたゼロスプレッド制を導入しています。FXについては、各営業日のAM9:00~翌AM3:00がゼロスプレッドの対象時間です。ただし、スプレッドは原則固定であり、市場急変や流動性低下、経済指標発表前後などには拡大する場合があります。さらに、対象サービスには建玉連動手数料がかかります。
つまり、FXTFのコストを考えるときは、
スプレッドだけを見るのではなく、建玉連動手数料まで含めて考える
ことが重要です。
スプレッドを気にする場面でメリットを感じやすい
たとえばドル円を短時間で売買するケースを考えてみましょう。
「ここまで下がったら買う」「この水準まで上がったら決済する」といった短期売買では、エントリーや決済の価格差が気になる場面があります。
FXTFでは、対象時間帯のFX取引についてゼロスプレッドが提供されているため、少なくともスプレッドという価格差を抑えた環境で取引を検討できます。
ただし、ここで「では無料で取引できる」と考えるのは早計です。
FXTFでは建玉連動手数料が設定されているため、実際に負担するコストは、スプレッドと手数料を分けて確認する必要があります。
この仕組みを理解しておけば、「ゼロスプレッド」という言葉だけに期待するのではなく、自分の取引スタイルに合うかどうかを判断できます。
建玉連動手数料は取引数量によって変わる
FXTFの建玉連動手数料は、一律の固定額ではありません。
銘柄・売買種別ごとに、保有している建玉数量と新規注文の数量を合計して手数料ランクが決まり、そのランクに応じた手数料が新規注文に適用されます。
また、手数料が発生するのは新規取引の片道分で、決済取引には手数料が発生しません。新規取引時に有効証拠金から差し引かれ、決済時に残高へ反映される仕組みです。
この点は、一般的な「1回の注文につき○円」という手数料とは少し考え方が異なります。
たとえば、USD/JPYでは以下のような手数料ランクが設定されています。
| 建玉数量・発注数量の合計 | 手数料額 |
|---|---|
| 0~10,000通貨 | 0円/1万通貨 |
| 10,001~250,000通貨 | 40円/1万通貨 |
| 250,001~2,000,000通貨 | 100円/1万通貨 |
| 2,000,001~5,000,000通貨 | 140円/1万通貨 |
| 5,000,001~10,000,000通貨 | 180円/1万通貨 |
| 10,000,001通貨~ | 200円/1万通貨 |
※2026年8月時点のFXTF公式情報。建玉連動手数料は変更される場合があります。
たとえば、USD/JPYで保有中の同方向ポジションがなく、1万通貨を新規注文した場合、ランク1に該当するため手数料は0円です。
一方、同じUSD/JPYでも、すでに5万通貨の売りポジションを保有している状態で、さらに8万通貨の売り注文を出すケースでは、合計13万通貨となるためランク2が適用されます。
この場合、FXTF公式の例では、
8万通貨 × 40円 = 320円
の建玉連動手数料が新規注文時に発生します。
ここがFXTFのゼロスプレッドを理解するうえで非常に重要なポイントです。
「何万通貨取引したか」だけではなく、「同じ銘柄・同じ売買方向でどれだけ建玉を持っているか」も手数料ランクに影響します。
そのため、取引量が増えるほど「スプレッド0」という表示だけで判断するのではなく、建玉連動手数料まで確認する必要があります。
FXTFのゼロスプレッドはどんな取引スタイルと相性がよい?
ゼロスプレッドのメリットを感じやすいかどうかは、取引スタイルによって変わります。
短期売買を重視する人
短時間で何度も売買する人は、1回ごとの取引コストを細かく確認することが重要です。
たとえば、
「ドル円が重要な価格帯に到達した」
↓
「テクニカル指標でも反発の可能性がある」
↓
「短期的な上昇を狙ってエントリー」
↓
「目標価格に到達したら決済」
という取引を繰り返す場合、スプレッドや手数料は取引回数に応じて意識すべきコストになります。
FXTFのゼロスプレッドは、対象時間帯でスプレッドを0とすることで、こうした短期取引においてスプレッドを抑えた環境を提供しています。
ただし、建玉連動手数料は別に確認する必要があります。
「短期売買だから必ず得」ということではなく、スプレッドと建玉連動手数料を合わせて判断する
というのが正確な見方です。
取引数量が少ない人
少額から取引する場合にも、建玉連動手数料の仕組みは確認しておきたいところです。
たとえばUSD/JPYでは、建玉数量・発注数量の合計が1万通貨以下ならランク1となり、手数料額は0円/1万通貨です。
ただし、すべての通貨ペアで同じ条件ではありません。
たとえばEUR/JPYはランク1が1万通貨以下、GBP/USDでは5,000通貨以下など、銘柄によってランクの区切りが異なります。
そのため、
「1万通貨なら必ず手数料0円」
と覚えるのではなく、取引する通貨ペアの最新手数料表を確認することが大切です。
FXTFのゼロスプレッドの注意点
ここまで読むと、「スプレッド0ならかなり有利なのでは?」と感じるかもしれません。
確かにスプレッドを抑えられることは大きな特徴ですが、FXTFのゼロスプレッドにはいくつか確認しておきたいポイントがあります。
建玉連動手数料がかかる
最大のポイントはここです。
FXTFではFX、商品CFD、暗号資産CFDに建玉連動手数料が設定されています。手数料は銘柄、売買種別、建玉数量、発注数量によって異なります。
したがって、
スプレッド0円=取引コスト0円
ではありません。
FXTFを検討するなら、「スプレッドはいくらか」だけではなく、「自分の取引数量なら建玉連動手数料はいくらになるか」まで確認する必要があります。
ゼロスプレッドの時間帯を確認する
FXでは、各営業日AM9:00~翌AM3:00がゼロスプレッドの原則固定時間です。
それ以外の時間帯はゼロスプレッドの対象ではなく、通貨ペアごとにスプレッド上限値が設定されています。
たとえば、深夜から早朝にかけて取引する人は、「FXTFならいつでもスプレッド0」と考えてしまわないよう注意が必要です。
自分が実際に取引する時間帯が、ゼロスプレッドの時間帯に入っているか
を確認しておきましょう。
市場環境によってスプレッドが拡大することがある
ゼロスプレッドは「どんな状況でも必ず0」という意味ではありません。
FXTF公式では、市場急変、流動性低下、経済指標発表前後などの状況によってスプレッドが拡大する場合があると案内しています。
これは短期売買をする人ほど意識しておきたい部分です。
「重要指標の直前だから、いつもと同じ条件で入れる」と考えるのではなく、相場環境によってスプレッドが変動する可能性を前提に取引する必要があります。
FXTFのゼロスプレッドのデメリット
FXTFのゼロスプレッドには魅力がある一方、誰にとってもメリットが大きいとは限りません。
スプレッドだけでは実質コストを判断できない
最も大きな注意点は、ゼロスプレッドだけを見て取引コストを判断できないことです。
FXTFでは建玉連動手数料が設定されているため、
実質的なコストを考えるときは、スプレッド+建玉連動手数料
という視点が必要です。
特に取引数量が大きくなる場合は、手数料ランクが変わる可能性があります。
通貨ペアによって手数料体系が違う
建玉連動手数料は通貨ペアによって金額が異なります。
たとえばUSD/JPYのランク2は40円/1万通貨ですが、EUR/JPYは60円、GBP/JPYは80円となっています。
つまり、「FXTFの手数料は○円」と一つの数字で覚えることはできません。
取引する通貨ペアを決めたら、その通貨ペアの手数料表を見る必要があります。
ゼロスプレッドの時間帯以外は別条件になる
FXのゼロスプレッドは24時間ではありません。
深夜・早朝に取引する人にとっては、ゼロスプレッドの時間帯を中心に取引できる人とはメリットの感じ方が変わる可能性があります。
FXTFのゼロスプレッドが向いている人
ここまでの仕組みを踏まえると、FXTFのゼロスプレッドは次のような人が検討しやすいでしょう。
1. スプレッドを抑えた環境で取引したい人
短期売買では、エントリー時の価格差をできるだけ抑えたいと考える人も多いでしょう。
FXTFは対象時間帯のFX取引でゼロスプレッドを提供しているため、スプレッドを重視する人は候補の一つとして検討できます。
2. 取引コストを数字で確認して判断したい人
「スプレッドが狭いからおすすめ」という情報だけではなく、
- 取引する通貨ペア
- 取引数量
- 同方向の保有ポジション
- 取引する時間帯
- 建玉連動手数料
まで確認して判断したい人にも向いています。
FXTFのゼロスプレッドは、単純な「0」という数字だけを見るより、自分の取引条件を当てはめて考えることで特徴が見えてくるサービスだからです。
3. 日中から夜間に取引する人
FXのゼロスプレッド時間帯は各営業日のAM9:00~翌AM3:00です。
そのため、仕事や学校が終わった後にFXをする人でも、対象時間帯に取引できる可能性があります。
たとえば、
仕事が終わる
↓
21時ごろにドル円をチェック
↓
チャートでエントリーポイントを確認
↓
条件が整えば注文
という使い方を考えている人なら、ゼロスプレッドの時間帯を活用できます。
FXTFのゼロスプレッドが向いていない可能性がある人
一方で、次のような人は慎重に検討したほうがよいでしょう。
1. 「スプレッド0=手数料も0」と考えている人
FXTFには建玉連動手数料があります。
そのため、「スプレッド0だから完全無料で取引できる」と考えている場合は、期待と実際の仕組みが一致しません。
2. 深夜・早朝を中心に取引する人
FXのゼロスプレッド対象時間はAM9:00~翌AM3:00です。
この時間帯以外を中心に取引する場合、ゼロスプレッドのメリットをそのまま受けられるわけではありません。
3. シンプルな料金体系だけを求める人
FXTFの建玉連動手数料は、銘柄や売買種別、建玉数量などによって変わります。
そのため、「どの通貨ペアでも同じ手数料」というシンプルな仕組みを求める人には、少し複雑に感じる可能性があります。
他社と比較するときに見るべきポイント
FXTFのゼロスプレッドを他社と比較するときは、広告に表示されているスプレッドだけを並べるのでは不十分です。
最低でも、次の項目を同じ条件で確認しましょう。
| 比較項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| スプレッド | 通常時の提示条件 |
| ゼロスプレッド時間 | 何時から何時までか |
| 手数料 | 別途手数料が発生するか |
| 手数料の計算方法 | 取引数量・建玉数量など何が基準か |
| 対象通貨ペア | 自分が取引したい通貨ペアが対象か |
| 取引時間 | 自分の生活時間と合うか |
| スプレッド拡大条件 | 指標発表時などの扱い |
| 最小取引数量 | 少額取引が可能か |
この比較をすると、「スプレッド0」という一つの数字だけでは見えなかった違いが見えてきます。
FXTFのゼロスプレッドは「自分の取引条件」で判断する
FXTFのゼロスプレッドには、スプレッドを0とする時間帯があるという分かりやすいメリットがあります。
一方で、FXTFでは建玉連動手数料が設定されているため、「ゼロスプレッドだから必ず取引コストが安い」と単純に判断するのは適切ではありません。
判断するときは、
どの通貨ペアを取引するのか
↓
何通貨取引するのか
↓
同じ方向の建玉をどれくらい持つのか
↓
何時ごろ取引するのか
↓
スプレッドと建玉連動手数料を合わせていくらになるのか
という順番で考えると分かりやすくなります。
たとえばUSD/JPYを1万通貨程度で取引する人と、数十万通貨以上を積み増していく人では、建玉連動手数料の影響が同じではありません。
だからこそ、FXTFのゼロスプレッドは「誰にでもおすすめ」と決めつけるのではなく、自分の取引量・取引時間・取引する通貨ペアに当てはめて判断することが大切です。
なお、建玉連動手数料は市場動向などを踏まえて変更される場合があります。口座開設や実際の取引を検討する際は、最新の公式情報を確認してください。
よくある質問
FXTFのゼロスプレッドについて、特に疑問に感じやすいポイントをまとめます。
Q1.FXTFのゼロスプレッドとは?
FXTFが2026年1月19日から導入した、対象のFX・CFD取引でスプレッドをゼロとするサービスです。
FXでは、原則として各営業日のAM9:00~翌AM3:00がゼロスプレッドの対象時間です。
ただし、ゼロスプレッド=取引コストが完全に0円という意味ではありません。
FX・商品CFD・暗号資産CFDには、別途「建玉連動手数料」が設定されています。
Q2.本当にスプレッド0円なの?
対象時間帯・対象銘柄では、原則としてスプレッド0が提供されます。
ただし、スプレッドは市場急変や流動性低下、経済指標発表前後などの状況によって拡大する場合があります。
また、ゼロスプレッドとは別に建玉連動手数料が発生するため、
「スプレッド0=すべての取引コストが0円」ではない
と理解しておくことが重要です。
Q3.建玉連動手数料とは?
建玉連動手数料は、保有している建玉数量と新規注文の数量などを基準に決まる取引手数料です。
同じ銘柄・同じ売買種別で建玉を積み増す場合、保有中の建玉数量と新規注文数量の合計によって手数料ランクが決まります。
手数料が発生するのは新規取引の片道分で、新規注文の約定時に有効証拠金から差し引かれます。決済取引には手数料は発生しません。
Q4.建玉連動手数料はいくら?
手数料は通貨ペアや取引数量によって異なります。
たとえばUSD/JPYでは、建玉数量と発注数量の合計が10,000通貨以下なら1万通貨あたり0円ですが、10,001~250,000通貨では40円/1万通貨となります。
FXTF公式では、USD/JPYについて次のように設定されています。
| 建玉数量・発注数量の合計 | 手数料 |
|---|---|
| 0~10,000通貨 | 0円/1万通貨 |
| 10,001~250,000通貨 | 40円/1万通貨 |
| 250,001~2,000,000通貨 | 100円/1万通貨 |
| 2,000,001~5,000,000通貨 | 140円/1万通貨 |
| 5,000,001~10,000,000通貨 | 180円/1万通貨 |
| 10,000,001通貨~ | 200円/1万通貨 |
たとえばUSD/JPYで5万通貨の売り建玉を保有している状態で、さらに8万通貨の売り注文を出すと、合計13万通貨となります。
この場合はランク2となり、
8万通貨 × 40円 = 320円
の建玉連動手数料が新規注文時に発生します。
つまり、FXTFのコストを確認するときは「スプレッド0」という数字だけではなく、自分の取引数量と建玉状況を当てはめて考えることが大切です。
Q5.誰でもゼロスプレッドを利用できますか?
ゼロスプレッドはFXTFの対象サービス・対象銘柄・対象時間帯に適用されます。
FXでは原則としてAM9:00~翌AM3:00が対象時間です。
また、建玉連動手数料の条件は銘柄によって異なります。
そのため、「FXTFで取引すればすべての取引が同じ条件になる」と考えるのではなく、自分が取引する通貨ペアと時間帯を確認することが必要です。
Q6.ゼロスプレッドの対象商品は?
FXTFでは、FX取引、商品CFD取引、暗号資産CFD取引がゼロスプレッドの対象サービスです。
ただし、商品CFDについては条件が異なります。
天然ガスは24時間ゼロスプレッドの対象ですが、金(XAU/USD)、銀(XAG/USD)、原油(XTI/USD)はゼロスプレッドの対象外です。
暗号資産CFDは24時間ゼロスプレッドが提供されています。いずれも原則固定で、例外があります。
Q7.ゼロスプレッドの対象時間は?
FXの場合、原則として各営業日のAM9:00~翌AM3:00です。
それ以外の時間帯はゼロスプレッドの対象ではなく、通貨ペアごとにスプレッド上限値が設定されています。
そのため、深夜・早朝を中心に取引する人は、ゼロスプレッドの時間帯だけを見て判断しないよう注意が必要です。
Q8.結局、FXTFのゼロスプレッドはお得なの?
「誰にとっても必ずお得」とは言えません。
FXTFでは対象時間帯のスプレッドをゼロにできる一方、建玉連動手数料が設定されています。
そのため、判断するときは、
スプレッド
+
建玉連動手数料
+
自分の取引数量
+
取引時間
を合わせて考える必要があります。
たとえば、USD/JPYを少ない数量で取引し、建玉連動手数料が0円になる条件に収まる人と、大きな建玉を積み増して取引する人では、コストの考え方が変わります。
「ゼロだからお得」と決めつけるのではなく、自分の取引条件に当てはめてコストを確認できる人ほど、FXTFのゼロスプレッドを正しく評価できます。
Q9.どんな人に向いていますか?
特に検討しやすいのは、
- スプレッドを抑えた環境で取引したい人
- 短期売買で取引コストを細かく確認したい人
- 自分の取引数量に応じたコストを確認して判断したい人
- AM9:00~翌AM3:00の時間帯を中心に取引できる人
- スプレッドだけでなく手数料まで含めて比較したい人
です。
一方、
- 「スプレッド0なら完全無料」と考えている人
- 深夜・早朝を中心に取引する人
- 手数料体系がシンプルなサービスを好む人
は、事前に条件を確認したほうがよいでしょう。
まとめ
FXTFのゼロスプレッドは、単純に「スプレッドが0円になるサービス」とだけ理解すると、本当の特徴を見落としてしまいます。
重要なのは、
ゼロスプレッド
↓
建玉連動手数料
↓
自分の取引数量
↓
取引する時間帯
という順番で、自分の取引条件に当てはめることです。
FXでは、原則としてAM9:00~翌AM3:00にゼロスプレッドが提供されます。
一方で、FX・商品CFD・暗号資産CFDには建玉連動手数料が設定されており、新規取引の片道分に適用されます。決済時には手数料が発生しません。
だからこそ、FXTFを検討するときは「ゼロ」という言葉だけを見るのではなく、自分が取引する通貨ペア・数量・時間帯なら、実際にどれくらいのコストになるのかを確認することが大切です。
「スプレッドをできるだけ抑えたい」という人にとっては、FXTFのゼロスプレッドは検討する価値のある特徴です。
一方で、取引数量が大きい人やゼロスプレッド対象時間外に取引する人は、建玉連動手数料や時間帯別のスプレッドまで含めて判断したほうがよいでしょう。
なお、建玉連動手数料やスプレッド条件は変更される場合があります。実際に取引を始める前には、最新の公式情報を確認してください。
FXTFでの取引を検討する方へ
FXTFのゼロスプレッドに魅力を感じたら、まずは現在のスプレッド条件、建玉連動手数料、対象時間帯を公式サイトで確認してみましょう。
「自分の取引スタイルなら、この条件を活かせそうだ」と判断できた方は、口座開設を検討してみてください。
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